エコウェブサイト・ピックアップ  
   
 
世界の大企業500社のウェブサイト調査[エコ500]では、エコサイトの環境情報のクオリティの高さや、トップページからのアクセスのしやすさ、デザイン、環境宣言の明快さ、などの10項目の評価基準をもうけ、その合計点で総合評価をしています。(詳細参照
500社のうち、総合評価で唯一100点満点を獲得したのはNECでした。
NECのエコサイトは、企業の長期的活動に支えられ、その内容の充実度、バランス、活用のしかたなど、[エコ500]の基準に100%あったサイトです。そして今後の企業のインターネット上での環境活動のありかたに、たくさんのヒントを与えてくれています。
そこでNECの環境管理の推進役であり、このウェブサイトを担当する「環境企画推進センター」の林 純氏と松永猛氏に、NECの環境への取り組み方、ウェブサイトの今後の展望など、お話をうかがいました。
 
 
 
 
NECが環境管理の重要性を認識したのは、今をさかのぼること約30年。 当時のトップがアメリカ出張の際、米国企業の環境問題への取り組み方に大きな影響を受けたところから始まります。帰国後すぐに、NEC内部で環境セクションを発足。 ちなみに環境庁の設立は1970年ですから、この分野への認識は政府より早かった、ということになります。翌1970年には、環境担当役員が任命され、環境問題に取り組む全社的な体制が整えられました。以来、1973年「環境監査」制度スタート、1985年には「廃棄物ゼロ運動」を開始、1998年には独自の「エコシンボルマーク」 を導入するなど、積極的に環境問題と取り組んできました。また2000年1月にはNECの環境への考え方を具現化したエコロジービルが完成し、省エネルギーはもちろん、建設時の廃棄物削減、100年後の建物解体時のリサイクル率95%設計を実現させるなど、社会的な環境提案を積極的に行っています。
これらNECのすべての環境活動を報告する環境ウェブサイトは、1996年に開設されました。
「環境企画推進センター」のスタッフが、NECの環境問題の窓口になって、つねに新しい情報を公開しています。

エコシンボルマーク
 
 
 
 
月間40万件、1日に1万件以上のアクセス!
アクセス数はどんどん増え続けているといいますからいかに多くの人々が、環境問題に関心を持ちつつあるか、がわかります。日本のみならず、世界中の人がこうしてアクセスしてくるサイトだからこそ、企業の姿勢を多くの人にアピールする場として最も重要といえるでしょう。 何よりNECが取り組んでいる環境活動を、ネットワークの向こうにいる人々に、すぐに、しかも自分たちの言葉で伝えるられること、そして市民の皆さんも欲しい情報をすぐに手に入れられること。これは、インターネットを使ったコミュニケーションの大きなメリットと言えます。
NECはこの利点を大いに活用し、質問にはすぐに答えられるような体制づくりを強化しています。
 
 
 
 
今や環境対策は、地球環境保全や社会的責任といったことにとどまらず、市場での競争に直結する時代。NECでは、「環境活動」を最高経営課題のひとつと位置づけています。外部からの環境に関する情報をいちはやく取り入れ、会社の全体的な目標設定に反映していくためにも、エコサイトは欠かせない情報の窓となっています。
2000年4月には、インターネットを通じてのコミュニケーションをより強化していくために、エコサイトをリニューアル。環境ソリューションコーナーや、コンピュータ製品の回収・リサイクルについての情報コーナーを新たに新設しました。もっと詳しく問い合わせたい方のためには、問い合わせ先の電子メールアドレスを記載し、できるだけ早いレスポンスする体制づくりを確立。
緊密なコミュニケーションをはかり、企業経営に、地球環境に活かしていくための 手段として、エコサイトの役割は今後ますます重要になっていくでしょう。
 
 
 
 
環境問題とインターネットという、最先端で重要な仕事をしている林氏と松永氏のお話しは、とても興味深く、環境ウェブサイトの未来に、大きな可能性を示唆してくださいました。
何より印象に残ったのは、2人ともエコサイトの話をするとき、とても楽しそうだったこと。
きっと未来への責任感と使命感をもって、環境問題に取り組んでいるからなのでしょうね。

松永氏と林氏